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StageⅡ
2024.12.10
5年フィールドトリップ2日目(追記12/10:NHKで取り上げられました)

FT2日目は、平和記念公園、幟町教会へ行きました。

「原爆ドームの前で、あなたは何を祈りますか」

この問いからはじまった5年のST。この問いを考えるために、たくさんの人と繋がり、知り、考えることを重ねてきました。戦時中の小林聖心の様子を教えてくださったシスター景山、小林聖心の大先輩である大和幸子さん、小幡浩子さんなどのお話から、戦争で学校生活は変わっても、80年の時を経ても変わらないものがあること、そしてそれが先輩方やシスター、マザー、先生方によって守られてきたことを知りました。また、夏休みには、自分の家族が戦時中どのように過ごしていたのかを一人一人調べることで、自分の命は自分だけのものではないこと、そしてたくさんの人々が守り、つないでくださった命を生きていることに気づきました。

今朝は、原爆投下時刻の8時15分、原爆ドーム前で鐘の音がなる中、これまでの学びを振り返り、つながってきた方々へ伝えたい思い、気づきを祈りとして捧げました。一人一人が心の中でその方々と対話し、思いを伝える時間となりました。その後、班ごとに平和記念公園の散策活動をしました。

午後には、幟町教会で、森重昭さん、森佳代子さんにお会いし、インタビュー学習を行いました。被爆者でもある重昭さんは、40年以上たった1人で被爆米兵の調査を行い、その遺族に連絡を取り、追悼する活動を続けてこられました。5年生が考えた5つの代表質問に対し、真剣に向き合い、答えてくださった森さん夫妻。命をかけて話してくださることを、5年生は心で受け止めていました。森さんの思いに応えようとする真剣な姿がありました。インタビュー学習後、幟町教会でミサに与りました。

7月からの学習でつながっていると知った人、新しくつながった人など、今5年生は色々な人との繋がりの中で過ごしています。この方達の思いを背負って祈る1日となりました。

追記(11/25)
5年生のフィールドトリップ2日目の様子が、広島テレビ放送で取り上げられました。
児童たちはこの日、被爆死したアメリカ兵を半生をかけて特定した森重昭さんから、調査に込めた思いを学びました。ニュース映像はこちらから↓↓
被爆米兵調査の森重昭さん(87) 兵庫県の小学生に伝えた思い

追記(12/10)
広島で被爆して亡くなったアメリカ兵の調査を続けてきた被爆者の森重昭さんが、広島で平和学習を行った小林聖心女子学院小学校に招かれ、子どもたちの報告会に参加しました。

NHKニュース映像はこちらから↓↓
被爆者の森重昭さん 宝塚の小学校で平和学習報告会に参加

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