先週の「Come and See Day」には、沢山のお客様においでいただきました。ご来校くださった皆様ありがとうございました。楽しいひと時をお過ごしくださったでしょうか。「Come and See！」の言葉通り、キャンパスで繰り広げられた子どもたちの笑顔、真剣な発表、そして、心を込めたおもてなしが皆様に届いたのであれば幸いです。

101年目の学院祭を終えて、小林の丘は初夏を感じさせられる風が吹くころとなりました。校内は、創立者聖マグダレナ・ソフィアの祝日をお迎えするムードに切り替わっていきます。音楽室からは「聖マグダレナ・ソフィア」の歌が聴こえてきます。「♪さつきうるわしくバラの花咲き～」と聞くと、まさにみこころ坂の緑のトンネルを思い出します。木漏れ日を浴びた新緑が風に揺れ、創立者の歌を口ずさみたくなる景観です。

今年度の学院全体の重点目標は「Confidence in Hope」です。昨年の「Courage and Confidence」を受け継ぎ、101年目ならではの「希望への信頼」に満ちた学校生活を、1年生～12年生まで、皆で力を合わせて築いていきたいと思います。難しい時代に生きた創立者の全生涯が、まさに「希望への信頼」そのものであったように、先行き不透明な時代に未来を拓いていく子どもたちが「希望への信頼」を育む一年となりますように。