校長より
2023.10.10
丘の学び舎 その154
スポーツの季節を迎えています。小林聖心でも先週土曜日は、StageⅢ体育祭で盛り上がりました。創立100周年の年の体育祭。コロナも新しい段階に入り、「これぞ小林聖心の体育祭」といえる体育祭が実現しました。
小林聖心の体育祭の特徴は、何といっても、本気で取り組む姿です。挑みあい、競いあい、そして、高めあうことができるのは、この本気さあってのことです。最後まで本気で挑む姿がとても眩しく、見ていて気持ちよくなりました。
もう一つは、学年対抗で思いっきり闘うけれど、闘っているうちに、4学年が一つになっていくということです。励ましあい、健闘をたたえあう、一つの共同体が運動場いっぱいに広がっていました。
こんな小林聖心らしい体育祭を支えたのは、他でもない、生徒自身によるよく準備された運営でした。12年生の体育委員長と各部署のヘッドのリーダーシップは見事でした。しかし、こうした力が発揮できるのも、生徒全体の協力があってのことです。4学年の生徒が、皆、自分たちが体育祭をつくっている、そんな雰囲気に満ち溢れ、プログラムがスムーズに流れていきました。
この体育祭を経験した11年、10年、9年の生徒は、来年、また小林聖心らしい体育祭をつくっていってくれることでしょう。今年度の目標通り、New Chapterが始まっているのを、つくづくと感じさせられました。