学校の一年が終わろうとしています。先週は、小学校と中学校で卒業式と終業式が行われました。そして、小林聖心の歴史上初めての、「ステージ修了式」が行われました。
4年生は「StageⅠ」の、8年生は「StageⅡ」の最高学年として、見事にその役割を果たし、大きく成長することができました。この一年間を振り返って感謝するとともに、次のステージに向けての心構えを作る、節目となるひと時でした。学校からは、修了証の他に、イエス様、マリア様のお守りがありますようにとの願いを込めたおメダイと、それぞれの学年カラーのクリアファイルをプレゼントしました。
4-4-4制が進んでいく中で、今年の4年生は、縦割り「StageⅠ運動会」、そして、8年生は学年対抗「StageⅡ体育祭」のリーダーを務めた学年です。学校として初めての試みでしたが、4年生と8年生が立派にリーダーを務め、どちらも素晴らしい成果を挙げることができました。
4年生は、6年生かと思うほど、当日は大きく見えました。先生方のご指導に従って、率先して動き、下級生をしっかり導くことができました。学年のダンスも、きれいでした。
8年生は5年生~8年生という集団の中で、体育祭を見事に運営し、学年カラーを掲げて挑んでくる下級生と熱戦を繰り広げました。運営に競技にと大活躍の結果、優勝杯を手にしました。
4年生も8年生も来年度はひとつステージが上がり、今度は、先輩というモデルを仰ぎながら、チャレンジしていく側です。そのことによって、また成長することでしょう。
真剣な表情で修了式に臨む4年と8年生の顔を眺めながら、教育のすばらしさを痛感するとともに、責任を感じるひとときとなりました。新しい年度も、児童生徒が、それぞれの段階を歩みながら、成長していきますように。そのためのよい機会を、最大限創造していきたいと思います。
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校長より
2022.03.22
丘の学び舎 その164