紫陽花の色が精彩を欠くようになってきました。そろそろ紫陽花の季節も終わりに近づいてきているのでしょうか。
先週の土曜日は、小林聖心の歴史上初めての「Stage I運動会」が行われました。今年度から、縦割り赤白対抗「StageⅠ運動会」、学年対抗「StageⅡ体育祭」、そして学年対抗「StageⅢ体育祭」というように、Stageごとで運動会と体育祭を行うことになっています。まずは1年生~4年生の運動会が先頭を切って行われました。子どもたちの祈りが届いたのでしょう。程よい曇り空で、このシーズンとしては最適な天候の下で実施できたのが何よりでした。運動場一杯に広がる子供たちの命溢れる姿は、今回の運動会のスローガン「希望」そのものでした。保護者の方々にも参加していただいた久しぶりの大きな行事に、児童・教職員共に、喜びもひとしおでした。
Stageごとで行うことになった理由の一つに、4年生、8年生にリーダーシップを経験させるということがあります。この期待に応えるべく、4年生は、準備の段階から本番に至るまで、本当によく頑張りました。下級生を引っ張って、様々な場面で立派に役割を果たしている姿がとても印象的でした。4年生という年齢にはそれだけの力が備わってきているのです。本人たちも達成感を感じたことでしょう。この経験は、これからの成長に必ずつながっていきます。
今年度、小林聖心では、4-4-4制を確立すべく、新しい試みに取り組んでいます。女子の発達段階に合わせた4年毎の区切りで、それぞれの段階に相応しい学習指導、生活指導に努めていきます。8年生をリーダーに、5年生~8年生が学年対抗で競い合う「StageⅡ体育祭」がとても楽しみになってきました。小学校、中学校という分け方では有り得ない組み合わせですが、この4学年で競い合うことはとても意義深いと考えています。学年としての共有体験を積みながら、5年生~8年生という学年がそれぞれ必要な力を伸ばすことができるよう、心から願っています。
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校長より
2021.06.28
丘の学び舎 その128