素晴らしい秋晴れのもと、今日から1泊2日の5年フィールド・トリップ(宿泊活動)が始まりました。今年から行き先が変更になり、広島への平和学習となっています。新型コロナウィルス感染防止のため、時期をずらし、規模を縮小しての実施となりました。
今回の5年フィールド・トリップでは、「Peaceful World」〜平和な世界を作るため 私たちにできること〜というめあてのもとに活動をつくってきました。1日目は、班別活動による平和記念公園・平和記念資料館・本川小学校の見学と、体験型ワークショップ「ピースクリエーターになろう」に取り組みました。
学校で事前に、「日本は平和なのか?平和ではないのか?」という問いを持って学習を進めてきました。本日の子供たちを見ていると、事前学習をもとに、現地で実感を伴った見学やワークショップによって、学びを深めているようすがうかがえました。
平和記念公園・平和記念資料館・本川小学校の見学では、実際に見ることで、改めて「平和の尊さ」を噛みしめているかのようでした。特に、爆心地に一番近い小学校として有名な本川小学校では、小学校で実際に起こったことを受け止めているようでした。
続いて、原爆ドーム前で、沈黙してお祈りの時間を持ちました。代表の子供のお祈りです。「1個の爆弾で多くの生命が失われました。二度とこのようなことが起こらないように、お守りください。」
体験型ワークショップ「ピースクリエーターになろう」では、「世界の将来についてどう思いますか?」という問いにインタビューを受けたり、「日本は平和ですか?」という問いにイエス・ノーで答えたりして、互いが考えている「平和」への思いが浮き彫りになり、子供どうしがよい交流をすることができていました。学校に戻ってから、さらに学び続ける姿を感じました。
初めて場所で、平和について考える機会を持つことは、とても貴重な経験となったことと思います。子供たちの真摯な姿を多く見ることができました。
5年生参加児童は、全員元気にすごしています。
明日は、カトリック幟町教会で平和を求める祈りの集いの後、宮島へ向かいます。
明日も天気に恵まれますように。