7月11日(火)から13日(水)まで、兵庫県立奥猪名健康の郷にて8年生合宿が行われました。

　この合宿に向けて、参加する8年生一人ひとりにそれぞれの役目があり、大事な存在であるということを意識しながら、取り組んできました。

　一日目は宿舎に到着し、開校式を行い、昼食の後、飯盒炊さんを行いました。学校のロザリオヒルでの飯盒炊さんの練習を活かし、各班とも手際よく、夕食のカレーライスを作ることができました。夜には星空観測を楽しみ、奥猪名の豊かな自然を満喫した一日となりました。

　二日目の大野山登山のプログラムでは、朝から、山頂でいただく昼食のおにぎりを作るために飯盒炊さんを行いました。お天気が心配されましたが、声をかけ合いながら、登頂することができ、達成感を得ることができました。夜には、キャンプファイヤーで、ダンスや劇など工夫を凝らした出し物を楽しみました。夕の祈りでは、各クラスの級長が、この合宿で学んだことを発表し、分かち合いの時を持つことで、学年が一つになる時間を持ちました。

　最終日は、お世話になった宿舎で閉校式を行った後、兵庫県立人と自然の博物館へ観覧に行きました。ここでは、夏休み明けから取り組むST（総合的な学習）での研究テーマについて思いを巡らしました。

　この三日間、いつもとは違う環境の中で、様々な共同作業を経験し、お互いに貴重な関わりを持つことができました。これらの関わりを通して、相手のことを大切にすることを学び得ることができたように思います。この合宿での学びをこれからの学校生活に活かされることを願っています。