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小学校
2016.06.01
聖母奉冠式

植物が芽吹き、花が美しく咲き乱れる5月を、マリア様の美しい心になぞらえて、カトリック教会では「マリアの月」としています。この一か月間をマリア様の持つ「優しい心」はもちろん、「我慢強い心」や「ものごとを素直に受け止める心」を意識して学校全体やクラスで目標を決め、できた日はその頑張りを一つの花に変えて貯めてきました。5月31日の最終日には集まった花を「花の冠」にして、マリア様にお捧げする聖母奉冠式が行われました。式の後、先生から「蟻の町のマリア」と呼ばれた、北原怜子さんの話を聞きました。戦後混乱する社会の中で貧しい暮らしを余儀なくさせられた「蟻の町」で暮らす人々を助け、地位も名誉も捨てて生涯を共に過ごした北原さんの姿から、子どもたちは「誰かのために一生懸命に働くこと」を学ぶ機会となりました。

  

 

 

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