小学校
2016.05.31
聖マグダレナ・ソフィアのお祝い日
5月25日は聖心女子学院創立者、聖マグダレナ・ソフィア・バラのお祝い日です。この日は世界中の聖心でお祝いの祈りが捧げられたことでしょう。
小林聖心の小学校では、一日遅れて26日に芦屋教会の川邨神父様にお祝いのミサをあげていただきました。「ぶどうの木のたとえ」の福音が読まれ、神父様は神様と繋がると大きな力が発揮できると話されました。初めてミサに与る一年生は、大きな十字架を見上げながら習いたての聖歌を大きな声で歌っていました。
続いて、聖心会のシスター畠中が小学生のためにお話をしてくださいました。シスター畠中は現在福島県南相馬市に住まわれ、東日本大震災で大きな被害を受けた方々に寄り添ってボランティア活動を続けておられます。家を無くしたり放射能の影響で元の場所に戻れなかったりする方々の暮らし、人間だけではなく家畜も不自由な生活を強いられている現実を話してくださり、子ども達は静かに聞き入っていました。最後に、小学生の代表がシスター畠中におにぎり募金で集めたお金をお渡ししました。「『わたしはたったひとりのためにもこの聖心をたてたでしょう。』と言われた聖マグダレナ・ソフィアの言葉を思い、“命を大切にすること”をキーワードにしながら日々人々のために働いています。」と話されたシスター畠中のお話は、聖マグダレナ・ソフィアの教えそのものでした。