小学校
2015.02.02
ようこそ先輩!
小中高一貫教育のよさを生かし、本校で12年間を過ごした高校3年生をゲストに迎え、
5・6年生と交流する「ようこそ先輩」を行いました。
小学校時代の思い出を振り返りながら、今の自分につながるターニングポイントについて
話してくれました。授業中の私語が友だちの学びを邪魔するだけではなく、自分の成長も止めてしまうことを学んだこと。迷路作りに熱中し、一生懸命作り続けたことが、高校の修学旅行のパンフレット作りにつながったこと。子どもたちは、自分の姿と重ね合わせながら、
自分の「今」が、6年後につながることを具体的にイメージできたようです。
質問コーナーでは、「小学校と高校はどちらが楽しいですか?」という質問が出ました。
高3の先輩からは、「小学校も楽しかったけれど、中学、高校とどんどん楽しくなっていく。
だから、高校かな。」という答えが返ってきました。また、「高3で流行していることは
何ですか?」という質問には、「高校生になると、一人ひとりが自分の熱中できる世界を
作っていくので、みんなが同じことをするという流行はありません。私ならコンピューター
だし、Aさんならテニスといった感じです。それでも、行事を通して学年の団結力はどんどん高まっていくので、楽しいですよ。」と答えてくれました。
思春期を迎えようとする子どもたちにとって、自分らしくあり続ければいいんだよという
先輩の言葉は、とても温かく、心強いメッセージになったことでしょう。