小学校
2014.09.25
キリストはぶどうの木 わたしはその枝の一つ
キリストは葡萄の木、わたしはその枝の一つ
先週の宗教朝礼で、ぶどうを食べるのが大好きなおじいちゃまのお話をしてくださったのは田村先生です。
田村先生のおじいちゃまは、おばあちゃまの影響で
知らず知らずのうちに、神様からいただいた葡萄の実を召し上がっていたそうです。
まず1つめは、
おじいちゃまが、マザーマイヤーにお会いしたとき。
当時おじいちゃまは、娘を小林聖心に入れることを反対されていたのですが、
小林の1回生であるおばあちゃまの熱意でマザーマイヤーにお会いになりました。
今までシスターによる教育に疑問を感じておられたおじいちゃまでしたが、これを機に娘を小林聖心に入学させることを決心されました。
そして2つめは、
戦時中、焼夷弾が飛び交う中、家族みんなで防空壕に身を隠していたとき。
家族みんなが神様にお祈りしているのを見て、おじいちゃまもお祈りをなさったそうです。
そうすると「もう死ぬかもしれない!」という恐怖の中でも、不思議と心が静まり自然と心を向けることができたのでしょう。
こうして神様からの葡萄をたくさん召し上がったおじいちゃまは
小林聖心のお聖堂で洗礼を受けることになったのです。
わたしたち一人ひとりは神様の葡萄の木につながっている枝です。
神様の愛情をたっぷり浴びて実った葡萄を、そばにいる人たちに
分け与えていくことができますように。