全学院
2014.08.27
巡礼の旅 ローマ編
巡礼の旅 ローマ編
さて、わたくしたちは一路ローマへ。
聖心女子学院が大切にしている、聖母の絵のひとつ「感ずべき御母」の前で祈りを捧げるために、スペイン広場にあるトリニタ・デイ・モンティの修道院を訪れました。トリニタ・デイ・モンティに着くと、現在ローマ本部で働いておられる、シスターマーガレットと元理事長、前三光町の校長様でいらしたシスター奥井と合流することができました。
お二人の案内で、ローマの聖心会が管理するアーカイブを見たり、聖心がフランスからローマに本部を移動した過程を教えて頂いたりしました。みこころのままに教育活動を進めてこられた聖マグダレナ・ソフィアの行動力と、信仰深さに驚き感激しました。
聖マグダレナ・ソフィアは、亡くなるまでに約1万5000通のお手紙を書かれたそうですが、彼女の昇天後、それらは世界中から集められ、一部アーカイブに保管されています。
また、資料保管室には世界中の聖心会に関わる資料が保管されており、整理棚の中には「OBAYASHI」の文字も見つけることもできました。
その後、ローマの聖心会本部に招待していただき、シスター方と交流したり、一緒に祈りの時間をもったりしました。
本部のシスター方は、毎日決まった時間に世界中の聖心会のためにお祈りしてくださっていることを伺い、胸が熱くなりました。
夕刻、バチカン美術館を見学した後、カトリック教会の総本山であるサン・ピエトロ大聖堂で御ミサに与り、全世界から集まった人たちと一緒に祈りを捧げることができたのも貴重な体験でした。