中学校
2013.11.09
校外学習に行きました。
11月1日(金)に中学3年生は、奈良のシンボルとして知られる興福寺と、斑鳩の里にある聖徳太子ゆかりの法隆寺・中宮寺を訪れ、日本が世界に誇る「本物中の本物」の文化財に触れました。
興福寺では、一般の観光客があまり訪れることのない「三重塔」で最初の説明を受けました。平安時代末期の様式を残す可憐な塔の周囲は、穏やかな秋の光に満たされ、そこだけ違った時間が流れているような空気に包まれていました。その後、北円堂を見学して本邦肖像彫刻の最高傑作とされる「無著・世親像」を拝観し、国宝館では有名な「阿修羅像」や「天燈鬼・龍燈鬼像」など、名だたる傑作と対面しました。
午後から訪れた法隆寺・中宮寺では、生徒たちの熱心な見学態度に、職員の方からお褒めの言葉を掛けていただきました。豊かな感性を持つ生徒たちと、ともに学べる幸せを感じられたひとときでした。