高等学校
2013.06.25
聖心の祝日記念行事
6月25日(火)、高校1年生は「みことばの祭儀」の後、二つのグループに分かれ、車椅子体験と高齢者擬似体験を交互に行いました。
車椅子体験では、ボランティアの方々のご指導のもと、車椅子に乗る人・押す人の役割をそれぞれ体験。見たことのある車椅子でも、実際に乗ったり動かしたりしてみると、初めて気づくことがたくさんありました。とりわけ段差に乗り上げるときが大変でしたが、ボランティアの方々の助けを得て無事にできました。
高齢者擬似体験では、身体の片側が麻痺になった状態を作るために重りをつけ、目にはゴーグル、耳にはヘッドフォンを装着。小銭の勘定や新聞を読むといった活動を交えながら、高校校舎内を往復しました。仲間がついていても、声が聞き取りにくく、視野も狭くなり、階段の昇降にも一苦労でした。
午後は活動しながら感じたことを、じっくり振り返りました。班ごとに話し合い、これから車椅子の方や高齢者と接する際にどんなことに気を配ればよいのか考えました。普段の生活においても、今まで以上にさまざまな立場の人の身になって行動することができるよう願っています。