小林聖心について

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校長あいさつ

昨年度学院創立100周年を祝った小林聖心女子学院は、過去への感謝と未来への希望をもって、新たな一歩を始めました。
小学校一年生を見ていると、この子どもたちが高校最高学年になる2035年、日本も世界もどのように変化しているだろうかと、思わず考えてしまいます。急速な変化を遂げる先行き不透明な時代にあって、未来を拓く女性として、子どもたちはいったいどんな力を必要としているのでしょうか。
小林聖心では、主体性を備え、共創(Co-Creation)を実現する、グローバルな女性を育てたいと考えています。主体的に他者に働きかけ、多様な人々と力を合わせ、知恵を尽くしてよいものを創り出すことのできる女性です。
創立101周年目の今年度、創立者から受け継いだ時代も国境も超える教育観を土台に、豊かな学びの共同体を育んで参ります。

校長 棚瀬佐知子

校長 棚瀬佐知子

校長 棚瀬佐知子

学院の歴史

聖心女子学院は、1800年にフランスで創立されたカトリック女子修道会「聖心会」を母体としています。創立者聖マグダレナ・ソフィア・バラはフランス革命の混乱期に成長するなかで、女性の担う社会的責任の大きさを痛感し、女子教育を目的とする聖心会を創立しました。その名称は、キリストの愛の象徴である「聖心(みこころ)」に由来します。

住吉にあった創立当初の校舎

学院の沿革

1908年(明治41年) ○聖心会会員来日
○東京に「聖心女子学院」創立
1923年(大正12年) ○兵庫県岡本に修道院開設
○兵庫県武庫郡住吉鴨子ヶ原に「住吉聖心女子学院」創立
1926年(大正15年) ○現在地に移転「小林聖心女子学院」と改称
1948年(昭和23年) ○東京に聖心女子大学開学
1949年(昭和24年) ○聖心女子大学小林分校開設
1966年(昭和41年) ○聖心女子大学小林分校、東京の本校に併合
1967年(昭和42年) ○東京に「聖心女子学院専修学校」創立、1976年(昭和51年)専門学校に改称
2000年(平成12年) ○聖心会創立200周年を祝う
2023年(令和5年) ○学院創立100周年

小林に移転当時の本館校舎

1930年代の寄宿舎スタディールーム

院長様のフィースト(伝統的な行事)

マザーテレサ来校(1982年4月)

聖心会について

日本における120人余の聖心会会員は、学校での教育はもとより、さまざまな仕事を通して創立者が抱いたヴィジョンを受け継ぎ、人間育成に努めています。
聖心会は、創立当初から「国際性」をひとつの特色とし、世界の現実に目を向け、そのなかに示されているキリストの呼びかけを、祈りを通して聴いています。現在は、40カ国に2,600人余の会員が国際共同体として、世界のニーズに応えるよう尽力。聖心会日本管区は、2008年に、来日100周年を迎えました。

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