高等学校
2023.03.25
修学旅行 最終日
- 修学旅行も最終日。朝食を済ませた後ホテルを出発し、
日本二十六聖人記念館を経て一路博多駅へ。
この4泊5日、 怪我をしたりまた発熱等で体調を崩したりする生徒もなく、 全員無事に新大阪へ帰って参りました。
以下、修学旅行の締めくくりとして、 修学旅行委員のヘッドにこの4泊5日を振り返ってもらいました。
○今回、私たち96回生はキリスト教にゆかりのある天草・ 長崎を巡りました。修学旅行は「旅行に行く」のではなく、「 高校生活での学びを修めるもの」です。 盛んに外国との交流を行う港町としての歴史を持つ一方、 250年のキリシタン弾圧や78年前の原子爆弾の投下など悲惨な 歴史を持っています。そんな長崎の街は、 私たちにたくさんのことを考えさせ、教えてくれました。 私たちは、何度も「小林聖心創立100周年を背負う学年」 と言われてきました。だからこそ、 100周年に向けて伝統を守り、後輩に伝える責任があります。 今回の修学旅行で、 禁教令の中でも信仰を持ち続けてきた人々に思いを馳せ、 また原爆投下の地に立つことで平和を希求する思いを強くした私た ちは、カトリック学校で学ぶ意味について思いを深め、 小林聖心の歩んで来た道のりとこれからも伝統を受け継ぐ使命感を 強く心に刻む5日間となりました。 4月から最高学年となる私たち96回生がさらにいい共同体として 新しい一歩を踏み出す勇気をいただいた貴重な体験となりました。 K.K