小学校
2023.03.06
6年生が、理科の授業でトヨタ自動車の方にオンライン講演会を開いていただきました。
6年生は、理科「地球に生きる」の学習で、人間と地球環境との関わりについて学んでいます。人は、水・植物・空気と関わって生きていますが、その中でも空気中に人間が二酸化炭素をたくさん出し、地球温暖化を引き起こしていることを学びました。地球温暖化対策について調べ学習をしましたが、その中でも、化石燃料を燃やさず、二酸化炭素を出さずに走る「エコカー(環境によい自動車)」が開発されていることを知りました。
そこで、今回はトヨタ自動車のエコカー「燃料電池自動車」の開発に携わっておられる木田浩司さんに、オンライン講演会を開いていただきました。燃料電池や水素のことから、開発の苦労まで、初めて聞く話ばかりでした。水素タンクがとても丈夫にできていること、燃料電池が水しか出さずに発電できること、水素にはグレー水素、ブルー水素、グリーン水素の3種類があることなど、初めて聞くことがたくさんあり、子どもたちにとってよい学びの時間となりました。
また、自動車の開発者の方が法律の勉強もしたり、実験のプロ、ものづくりのプロの方と協力して仕事をしたりすることなどを知りました。未来の地球のために一生懸命働く大人の後ろ姿を見て、知識以外の大切なことも、子どもたちは学んだようです。充実した時間となりました。