小学校
2023.02.07
5年校外学習
5年生は2月1日に、社会科の学習に合わせて、三木市にある木材卸売会社へ行きました。先進国では世界でも2番目に多くの森林面積を誇る日本。豊かな森林資源をこれからどのように活用し、また保護していくのか自分なりの考えを持つことが今回の学習の目的です。そこで、木の魅力や木材の使われ方を知るために現地学習に出かけました。
戦後に多く植林された杉や桧は日本では建築材として最も多く使われています。会社に運び込まれた大きな杉と桧の丸太を見比べ、触ったりにおいをかいだりさせてもらうと、色も重さも香りも全く違うことに驚いた様子でした。その他倉庫では世界から輸入された木材も見せていただき、国産材との違いや普段は壁の中に埋められていてなかなか見ることのできない建築用の材木の大きさを肌で感じることができました。
後半はインタビュー活動を行いました。「ロシアの軍事侵攻によって木材の輸入にどのような影響があったのか」という世界との関わりから、「自分たちが普段学校で使っている学習机はどのように加工されているのか」という身近な疑問まで幅広く答えていただきました。教室では学べない現場の情報を聞くことができ、林業と自分たちの生活の繋がりを実感する一日となりました。