小学校は今日から、中高では先週の水曜日から後期が始まりました。そろそろ日中の暑さも終わりに近づいてきているようです。どこからともなく漂うキンモクセイの香りに、秋を感じます。
先週、中高の級長・副級長の任命式が終わりました。今日は、小学校で児童会や部長、学級委員の任命式がありました。さらに今週はSⅢ生徒会の任命式、来週はSⅡ生徒会の任命式と続きます。級長や副級長、また生徒会のみならず、各自、様々な委員会の役割を担い、責任を果たすことによって、大切なことを学んでいきます。今年の目標「Courage and Confidence」を、大いに発揮してほしいものです。
小林聖心では「任命式」をとても大切にしています。まさに「命を任せる」式です。創立99周年の年の後期、いよいよ100周年に向けての心構えの必要なこの後期。「小林聖心の命を皆さんに任せます。100周年を超えて繋いでいく命です。」と生徒たちに話しています。そして、「任務を忠実に果たせますように。よろしくお願いしますね。」という気持ちで、一人ひとりにバッジを手渡しています。
何かを任せられることによって、子どもたちは大きく成長します。そして、自分自身の「命」を「使って」、「使命」を生きることの喜びを学んでいきます。このことが聖心の教育の根本を作っているといっても過言ではありません。その背後にあるのは、私たち一人ひとりが、神様から望まれてこの世界に生を受けたかけがえのない命だということ、そして、その一人ひとりの命は、他者との交わり、分かち合いで豊かになっていくのだという、キリスト教の考えがあります。
10月はSⅢ(9~12年)、SⅡ(5~8年)の体育祭が行われます。どちらも学年対抗です。学年カラーのもとで心を合わせて挑みます。運営の仕事を担うことを通して、また、競技やダンスに力を尽くすことを通して、成長できますように。
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校長より
2022.10.03
丘の学び舎 その187