昨晩は、「お楽しみレクリエーション」の時間を持ち、学年全員で楽しい時間を過ごしました。夜に行われた係別ミーティングや班別ミーティングでの話し合いを活かしている姿が見られています。晩ご飯、朝ご飯ともに好評で、美味しくいただきました。子供たちは、元気に活動しています。
Field Tripの3日目を迎えました。午前中は、白川郷荻町を散策しました。合掌造りの中を見学できる和田家、神田家、長瀬家、ゆめろむ館に班ごとに訪れました。森のガイドウォークでお話していただいたことが、実際にはどのようにして使われているのか昨日の学習を確かめる機会となりました。また、班それぞれで荻町散策も楽しみました。計画していたお土産を買ったり写真撮影をしたりして過ごしました。
午後からは、「まつりの森」へ移動しました。昼食後には、高山祭を彩る絢爛豪華な「祭屋台」のミュージアムを見学しました。8mもある屋台や、からくりのある屋台を見学しました。高山祭がユネスコ無形文化遺産にも登録されている意味を感じ取る機会となったようです。
高山に移動して、クラス写真撮影後、高山陣屋の見学をしました。高山陣屋は江戸時代、幕府直轄領となった際に、それまで藩主だった金森氏の屋敷を今でいう「役所」として利用した建物です。さらに、班に分かれて高山の町並みを地図を片手に散策しました。散策にあたっては、事前に活動計画を立てています。計画表通りに班の仲間と楽しむことが、学年の目標である「一人は班のみんなのために、班のみんなは一人のために」につながる場面です。こうした経験も、これからの自分に役立てる絶好のチャンスとなります。子供たちを見ていますと、日下部民芸館や山桜神社、高山昭和館などにも足を運び、飛騨牛コロッケや団子など飛騨の食文化もたっぷり堪能しているようすが見られました。どのグループも協力して活動していて、子供たちの成長を垣間見ることができました。
夕食後には、高山の伝統工芸である一位一刀彫り師の津田さんのお話を聞きします。また、さるぼぼづくりにチャレンジします。さるぼぼとは猿の赤ちゃんという意味で、「さる」に災いが去る、病が去るという意味をかけて、お守り代わりになる人形のことです。地元の方に教わって作るさるぼぼは、よいお土産のひとつになると思います。