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校長より
2020.06.09
丘の学び舎 その70(中高生版)

中高生の皆さんへ
新しい生活様式に則った学校生活が始まってきています。つい慣れ親しんだ動き方をしてしまい、はっとさせられることがあります。緊張しすぎず、でもすべきことを守りながら、新しい生活様式が自然になっていくといいですね。
6月が「みこころの月」であることを、今日はもう一度思い起こしてみてください。「みこころ」というと、多くの人は、中学校通用口右側に立っている「みこころのご像」を思い出すことでしょう。両手を広げて立っておられるイエス・キリストの足元の台には、「我に来れ」と書いてあります。英語であれば「Come to me!」です。イエス様のみこころがどんな心であるか、最もよく教えてくれているイエス様ご自身の言葉が「みこころのご像」には刻まれているのです。「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」(マタイによる福音書11:28)
これまで経験したことのないような緊急事態に遭遇し、心も体もなかなか元気が出ない私たちです。「これからは色々なことに注意し、緊張感をもって生活しなければならないし、これがいつまで続くことになるのかわからないし・・・」と考えるだけで、私たちの心は重荷で一杯になるのではないでしょうか。ほっとしたいというのが、私たちの心からの願いだと思います。
皆さんをこれまでと同じように学校に迎えてくださるのは「イエスのみこころ」です。登校してきたら、是非、「みこころのご像」を仰ぎ見てください。イエス様の心の中に入れていただきましょう。そして、「休ませてあげよう」と招いてくださるイエス様のふところの中で、ほっとさせていただきましょう。そうしたら、きっと心は軽くなって、よい日を過ごすことができると思います。

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