中学校
2014.01.27
黙想会を行いました。
1月23日(木),24日(金)の中3黙想会では、松村繁彦神父様のご指導の下、「命」をテーマに、自分や人の命を大切にする生き方とはどのようなことなのかについて深く考えました。
毎朝、正座で心を鎮めてから神父様の講話をお聞きしました。「平和を作り出す人になることは、生きている私たち人間の使命であるけれど、いったいそれをどのようにして実現させるのか」、「平等と公平の違いは何か」、また、「なぜ人を大切にしなくてはならないのか」など、人の命が大切にされる状態=平和について、聖書の言葉やカント、アリストテレスなどの言葉から学びました。
本校では奉仕活動が盛んで、古くから取り組んでいて今では伝統行事となっている活動も多くあります。それらをただレールに乗ってこなすのではなく、それを必要とする人たちの状況について深く学び、その方たちへの共感をエネルギーにした活動となるようにしていくことの大切さを教えていただいたように思います。共に生きる平和な社会を作っていくために、知性と行動力と豊かな感情を育むことは、本校の学校目標です。中学校最後の黙想会で、自分たちが学校で学ぶ意味を改めて深める機会となりました。